クルーズ乗客が5kgのコカインをマイアミに密輸したと当局が発表

連邦捜査官の報告書によると、姉妹２人は先月、マイアミからメキシコとカリブ海を巡る１週間のクルーズに参加し、荷物に５キロ近いコカインを密輸した疑いがある。

米国土安全保障省の特別捜査官が提出した刑事告訴状によると、姉妹は1週間前に始まったMSCシースケープ・クルーズに乗った後、7月23日にマイアミ港に到着した。

MSCクルーズがメキシコのコスメルから到着した後、米国税関・国境警備局（CBP）職員らが同クルーズに乗船し、グランドケイマン、ジャマイカ、バハマに寄港した。 共同小屋で二人の姉妹を発見した後、CBP職員は女性たちに所持品を「二次検査」に持ってくるよう求めた。 訴状には検査の理由は明記されていない。

刑事告訴状によると、姉妹が船室から出たとき、麻薬取締官が「麻薬の臭いに警戒して」姉妹のスーツケースの1つに詰めて機内に持ち込んだという。 姉妹たちが二次検査場で税関申告書を通じて所持品の所有権を主張した後、CBP職員は女性たちとその荷物を引き離して捜索した。

法廷文書によると、シュニーカ・パーカー氏とテイケイア・ヘルダー氏は規制薬物輸入の共謀と規制薬物の輸入の罪で起訴されている。 木曜日に封印された起訴状が文書化された。

法廷文書に記載されているパーカー氏の弁護士サイモン・パトリック・ドレイ氏は、ワシントン・ポスト紙に対し容疑を認め、依頼人は無罪の申し立てを行う予定であると述べた。 ハーダー氏のリストに載っている弁護士はコメント要請に応じていない。 両名の罪状認否は8月14日に予定されている。

事件が進行中のフロリダ州南部地区連邦検察局はコメント要請に応じなかった。 CBPの代表者は調査についてコメントを控えた。 NBC系列局のWFLAとインサイダーが姉妹に対する疑惑を最初に報じた。

訴状宣誓供述書によると、姉妹はそれぞれ「濃い色のサムソナイトのバックパック」をそれぞれの荷物の中に入れて運んでいたという。 CBP職員は各バックパックの内側で「裏地の内側に縫い付けられた異常」を発見した。 2つの袋の裏地の中から、「白い粉末状の物質」が入った「発泡スチロールで覆われた長方形の包装」計4つを発見した。 特別捜査官の報告書によると、実地検査の結果、粉末状の物質はコカインであることが判明したという。

コカインの重さは合計4.75キロだった。 訴状の中で、特別捜査官サマー・ルイス氏は、純度や販売場所にもよるが、1キログラム当たり1万5000ドルから4万ドルの価値があると推定しており、そうすると薬物の価値は7万1250ドルから19万ドルの間になるという。

警官らはクルーズ初日の防犯映像を調べた結果、姉妹が濃い色のバックパックを背負ってチェックインしたことを発見した。 彼らはまた、クルーズの7月17日のバハマ寄港地と7月19日のジャマイカ寄港地でもバックパックを背負って出港した。 ジャマイカ寄港中、姉妹はバックパックを背負って別々に船に戻った。 防犯カメラの映像には、7月19日以降、彼らが再びバックパックを背負っている様子は映っていなかった。

7月20日、クルーズ船がバハマに戻った際、防犯カメラの映像によると姉妹は下船する様子がなかった。 そしてメキシコでは7月21日、彼らは小さな荷物を抱えて下船した。

警官らへの聞き取りでは、姉妹はバックパックに入っていた麻薬についての知識を否定し、給料ももらっていないし、麻薬の密輸を依頼されてもいないと述べた。

法執行機関とのインタビューで、姉妹はそれぞれ、ハーダー氏がパーカー氏をクルーズに参加するよう誘ったと語った。 ヘルダーさんは友人の援助で旅費を支払ったと語った。 その後、姉妹たちはジャマイカに到着すると、この友人ともう一人の人物に会いました。

ハーダーさんは捜査員に対し、トイレに行った際にバックパックを忘れて戻ってきたら、バックパックが「最初に覚えていたよりも重かった」と感じたと供述した。 パーカーさんは、会った2人のうちの1人からタオルや持ち物を入れるバッグを提供されたと語った。 訴状には「バッグの中には何も見えなかったため、彼女はバッグに不審な点があることに気付かなかった」と書かれている。 その後、彼女はバッグを船に持ち帰りました。